条件決めのポイント
お部屋を決める条件として最も大事なポイントは、家賃の上限額を決めておくことです。家賃以外にも、食費・光熱費などにかかる費用も考慮して金額を設定しましょう。
学校やアルバイト先など、各地へのアクセスのしやすさも大切です。友達とご飯に行ったり、遊びに行くことの多い方は、付近のお店の情報収集も行っておきましょう。
家賃が多少高くても、これだけは譲れない!という希望や条件があるときは、ご両親にハッキリと伝えましょう。あなたのキャンパスライフのために、必ず検討してくれるはず。
条件決めのポイント
あれもこれもと条件を欲張っていては、物件はなかなか決まりません。絶対に必要なものと、これは不要かなと思うものを決めて優先順位をつけ、事前に整理しておきましょう。
レポート提出や日々の娯楽、ネットを使う頻度は高い。
外出前のセットなどいろんな場面で重宝する設備。
訪問者の顔を事前に確認!防犯面で大助かり。
季節や天気も気になりません。衣類の盗難対策にも。
広々とした部屋で、身体をよーく伸ばしてリフレッシュ。
現地内見でのチェックポイント
間取図に記載された情報以外にも、実際に現地に行ってみないとわからない情報は多くあります。ここでは、内見の際に必ずチェックしておきたいポイントをご紹介します。
まずは室内のチェック。コンセントの位置や設備の不具合など、写真だけではわからない隅々まで確認しよう。持ち込み家具がある場合は、引越し時に「入らない!」とならないよう、メジャーなどでサイズを測っておきましょう。
- お部屋の広さや奥行き
- 収納の使いやすさ
- コンセント数や位置
- キッチンやトイレなど水周りの設備
- エアコン・暖房機器の仕様
- 照明器具の有無
など
間取りや設備の良し悪しだけでなく、周りの環境も暮らしに関わる大事な要素。周辺環境についても把握できるよう、建物の周りを見てまわる時間もあると良いですよ。
- コンビニやスーパー、ドラッグストアなどが近くにあると便利
- 最寄りの駅など交通の便はどうか
- 騒音の発生源が近くにないか
- 物件周辺の雰囲気や治安の良し悪し
- ゴミ置き場の位置や状態
- 日当たりを遮る要素がないか
など
防犯設備がついているだけで安心せず、建物全体を見渡してみましょう。ベランダが人目につかなくて侵入されやすくないか、など実際に現地に行かないと感じ取れないところもあります。
- 防犯設備の充実度(オートロック、モニター付きインターホン、防犯カメラなど)
- 部屋への侵入経路になりうる箇所がないか
- ベランダの使い勝手・防犯性
- 通学ルートの人通りや街灯の数
など
入居時の費用目安
(初期費用+引越し費用)
最初に支払う初期費用は、家賃だけでなく敷金や鍵交換代など諸々含め、総額は平均的に家賃の4倍~6倍と言われています。
また、引っ越し作業を業者に頼む場合、時期にもよりますがひとり暮らしだと通常は3万〜4万ほど。
家賃以外にまとまった費用が必要になるので、事前に確認しておきましょう。
初期費用を抑えるために、敷金・礼金0円の物件を探したり、荷物を宅配便やレンタカーなどで運んだりという方法もあります。